金の延べ棒はいくら?サイズ別の価格一覧と購入・売却の基礎知識【2026年最新】
金の延べ棒はいくら?2026年4月の価格一覧
金の延べ棒(インゴット)の価格は「重量 × その日の金価格(1gあたり)」で決まります。
2026年4月時点の金小売価格(約26,800円/g前後)をもとにした、サイズ別の価格一覧です。
| サイズ | 大きさの目安(縦×横×厚さ) | 小売価格の目安 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 5g | 20×12×1.2mm | 約13万円 | 贈答用、初心者向け |
| 10g | 24×15×1.7mm | 約27万円 | 少額投資、記念品 |
| 20g | 30×18×2.5mm | 約54万円 | 贈与枠内の資産移転 |
| 100g | 50×30×5mm | 約270万円 | 個人投資の主力サイズ |
| 500g | 88×44×10mm | 約1,340万円 | 本格的な資産保有 |
| 1kg | 113×52×10mm | 約2,680万円 | 大口資産。個人保有の最大級 |
100g以上が個人投資家に人気のサイズです。1kgの延べ棒は約2,680万円と高額ですが、500g以上はバーチャージ(加工手数料)が無料になるメーカーが多く、コスト効率が最も良いサイズです。
金の延べ棒の価格はこう決まる
計算式
延べ棒の価格 = 重量(g)× 金の1gあたり価格
たとえば、100gの延べ棒で金価格が26,800円/gなら:
100g × 26,800円 = 2,680,000円
ただし、購入時は小売価格(やや高い)、売却時は**買取価格(やや低い)**が適用されます。この差(スプレッド)は1gあたり数百円で、メーカーの利益やコストに相当します。
バーチャージとは
500g未満の小さな延べ棒を購入・売却する際にかかる追加手数料をバーチャージといいます。小さいインゴットは製造コストが割高になるためです。
| メーカー | 5g | 10g・20g | 100g | 500g・1kg |
|---|---|---|---|---|
| 田中貴金属 | 4,400円 | 4,400円 | 16,500円 | 無料 |
| 三菱マテリアル | 4,400円 | 3,300円 | 8,250円 | 無料 |
| 日本マテリアル | 1,980円 | 1,980円 | 無料 | 無料 |
日本マテリアルは100gから手数料無料のため、コストを抑えたい方に最もおすすめです。一方、田中貴金属は全国に店舗があり対面購入の安心感があります。
サイズ選びのポイント
目的別おすすめサイズ
| 目的 | おすすめサイズ | 理由 |
|---|---|---|
| 初めての金投資 | 5g〜10g | 少額で始められる。手に取って実感できる |
| 資産運用の主力 | 100g | 流通量が多く換金性が高い。手数料も抑えやすい |
| 相続・贈与対策 | 20g×複数本 | 年間110万円の贈与控除枠に収まりやすい |
| 本格的な資産防衛 | 500g〜1kg | バーチャージ無料。コスト効率最高 |
小さく分けて持つメリット
1kgの延べ棒1本より、100g×10本で保有するほうが柔軟性が高いです。
- 必要な分だけ売却できる(1kgだと全額売るしかない)
- 相続時に子供の人数分に分けやすい
- 1回あたりの売却額を200万円以下に抑えやすい(支払調書の提出義務を回避)
ただし、100g以下はバーチャージがかかるため、分割のコストと柔軟性のバランスを考えて選びましょう。
金の延べ棒を売るときに知っておくべきこと
売却価格の計算
手取り額 = 買取価格(1gあたり)× 重量 − 手数料(バーチャージ)
2026年4月の買取価格(約26,400円/g前後)で100gを売る場合:
26,400円 × 100g − 手数料 ≒ 約260万円前後
税金の注意点
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 売却益が年間50万円以下 | 非課税(特別控除) |
| 保有5年以内で売却 | 短期譲渡所得(全額課税) |
| 保有5年超で売却 | 長期譲渡所得(課税額1/2) |
| 1回の売却が200万円超 | 支払調書が税務署に提出される |
100gの延べ棒は売却額が200万円を超えるため、支払調書の提出対象です。マイナンバーの提示も求められます。税務署は高額な金取引を把握しているため、確定申告が必要な場合は正しく申告しましょう。
インゴット分割サービス
大きな延べ棒を小さく分割してくれるサービスを提供するメーカーもあります。1kgの延べ棒を100g×10本に分割すれば、売却を複数回に分けて税負担を抑えやすくなります。分割手数料は別途かかりますが、長期的な税金対策として有効です。
金の延べ棒の購入場所
| 購入場所 | 特徴 |
|---|---|
| 田中貴金属 | 国内最大手。全国約100店舗。LBMA認定ブランド |
| 三菱マテリアル | LBMA認定。純金積立サービスも提供 |
| 日本マテリアル | 100gから手数料無料。コスパ最強 |
| 百貨店(三越・高島屋等) | 一部店舗で取り扱い。対面購入の安心感 |
金の延べ棒は必ずLBMA認定ブランドの刻印がある正規品を購入しましょう。刻印にはメーカー名・品位(99.99)・重量・シリアルナンバーが刻まれており、将来の売却時に不可欠です。
ネットオークションやフリマアプリでの購入は偽物リスクが高いため避けてください。
まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 5gの価格 | 約13万円 |
| 100gの価格 | 約270万円 |
| 1kgの価格 | 約2,680万円 |
| 手数料無料の条件 | 500g以上(田中/三菱)、100g以上(日本マテリアル) |
| 売却時の税金 | 50万円超の利益で確定申告。5年超保有で課税額1/2 |
2026年は金価格が歴史的高値圏にあり、延べ棒の資産価値もかつてないレベルに達しています。購入を検討している方はサイズと手数料を比較し、売却を考えている方は税金の仕組みを理解したうえで、複数の買取業者に見積もりを取ってみましょう。